ソフトバンクが衛星回線での高速通信に成功、山間部でも下り100Mbps以上の実現へ

ソフトバンクが衛星回線での高速通信に成功、山間部でも下り100Mbps以上の実現へ


高速衛星通信システム「SkyEdge Ⅱ-c」イメージ

ソフトバンク株式会社とGilat Satellite Networks Ltd.(Gilat)は16日、衛星回線を使ったLTEサービスの技術開発に成功したと発表した。これにより、固定回線の敷設が困難なエリアでも、高速通信が可能になるという。

Gilatは衛星を使ったブロードバンド通信を手がける企業。ソフトバンクはこれまでも衛星通信を伝送路に使い、移動通信サービスの提供を実現してきたが、今回はGilatの高速衛星通信システム「SkyEdge Ⅱ-c」を利用し、衛星通信での下り100Mbps以上の高速通信を実現した。

ソフトバンク専務取締役 兼 技術統括の今井康之氏によると、今後は、固定回線の敷設が困難な山間部や離島などのエリアでも、高速なLTEサービスの提供が安価で可能になるとしている。また、この技術が世界のデジタルデバイド解消に役立つことを願うとも述べている。

発表資料
URL:http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2016/20160216_03/
2016/02/17

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