さくらインターネット、100GbE搭載サーバーによるデータセンターネットワークの実証実験に成功

さくらインターネット、100GbE搭載サーバーによるデータセンターネットワークの実証実験に成功


検証イメージ

さくらインターネット株式会社は、さくらインターネット研究所の検証環境において、100 Gigabit Ethernet(GbE)を搭載したサーバーによるソフトウェア・ルーティング接続の実証実験に成功したと発表した。

100GbEは、現在サーバー接続の主流として用いられている10 GbEの10倍の転送性能を持っており、次世代データセンターでの利用に向けて普及が進められている。今回の実験では、10GbEや40GbEと、100GbEの混在したネットワーク構築を可能にする方法を探り、100GbE NICでの接続やソフトウェア・ルーティングを実現させて、将来的には広帯域なネットワーク接続へのスムーズな移行を実現する。

同研究所では、100GbE技術とソフトウェア・ルーティング技術を組み合わせることにより、小規模で世代の異なるシステムをシームレスに増速する研究に取り組んでいる。今回の実証実験では、アルティマ社が提供するメラノックス社製の100GbE Dual Port NICを利用して、従来スイッチを用いて接続する必要があった10GbE・40GbEと100GbEを、ソフトウェア・ルーティングで代替する方法に成功した。

発表資料
URL:http://www.sakura.ad.jp/press/2016/0217_gde/
2016/02/19

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