あの「書き時計」が東京で見られる! 東京都美術館で2月23〜28日に無料展示

あの「書き時計」が東京で見られる! 東京都美術館で2月23〜28日に無料展示


「書き時計」

東北芸術工科大学は19日、Twitterを発信源にWeb上で大きな話題となった、プロダクトデザイン学科4年生鈴木完吾さんの卒業制作作品「書き時計」(正式作品名:Plock[プロック])について、同校で行われた「卒業/修了研究・制作展」に続き、東京都美術館で開催される「東北芸術工科大学卒業・修了展 東京展」でも展示すると発表した。期間は2月23日〜28日で会期中無休、入場は無料。

「書き時計」は、407 個のパーツで構成された仕掛け時計。木製の板から糸のこぎりで切り出した、歯車などのパーツで構成され、1分毎に仕掛け全体が動いて時刻を書き込む。そのテーマは「人間がやったら単純なことでも機械がやったら大変なことを、機械にさせたらどうなるか」というもので、Twitterに投稿されると大反響を呼び、現在ではリツイート約18万、いいね約23万の大ヒット投稿となっている。

俺の卒業制作
書き時計 pic.twitter.com/NSBi45Lj77

— K / $uzuki (@BellTreeNursing) 2016, 2月 7


鈴木さん自身のツイートで「歯車系の作品にはロマンがあるよね」と言うとおり、カタカタカタと音を立てながら「書き時計」全体を使い、ただ「時間を書く」という動きは、単純ながら多くの人を引きつけている。


鈴木さんの投稿

同校では、通常は含まれないデザイン工学部の鈴木さんの作品を、大きな反響を受けて展示することにしたとしている。会期中は、鈴木さん本人によるデモンストレーションを行う予定で、その時だけ動いている「書き時計」を見ることができる。

デモンストレーション時間(予定)
10:30-10:45
11:30-11:45
12:30-12:45
13:30-13:45
14:30-14:45
15:30-15:45
16:30-16:45

発表資料
URL:http://www.tuad.ac.jp/2016/02/55881/
2016/02/19

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