絵付けなどの実演も見られる「有田焼の魅力展」が大阪の阪急うめだ本店で開催

絵付けなどの実演も見られる「有田焼の魅力展」が大阪の阪急うめだ本店で開催


井上萬二「白瓷花型花器」(左)/ 中島宏「青瓷長頸瓶」(右)

2016年2月24日(水)から2月29日(月)まで、阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー・アートステージにて、入場無料の「有田焼の魅力展」が開催される。2016年は日本磁器誕生 / 有田創業400周年にあたる記念すべき年で、本展は有田の伝統と“今”を多角的に展望できる大規模な催し。人間国宝をはじめ現代の有田の地で活躍している作家達の秀作を鑑賞できるほか、有田の名窯特集や江戸時代から続く各時代の特別展示も行われる。

本展では、白磁の伝統を守る井上萬二氏や、江戸期から続く白抜きの技法“墨はじき”を継承する十四代 今泉今右衛門氏など、人間国宝を含め有田を代表する作家の最新作を、有田焼400年の歴史とともに紹介。「現代有田の名匠秀作展」には38名の作家が出展を予定しており、伝統を基にした現代作家達の潮流を楽しめる。

また、会期中には毎日、有田の名窯から選抜された熟練の職人や伝統工芸士が、ろくろ成形(11:00〜12:00)/ 下絵付け(13:00〜14:30)/ 上絵付け(15:00〜16:30)を実演。2月24日(水)〜2月28日(日)の各日11:00〜 / 14:00〜は、伝統工芸士の指導による上絵付けワークショップも開催される。このワークショップでは、参加者が描いたものを特別に設置した窯で焼成(完成品は後日渡し)。定員は各回8名で、参加費は2700円となっている(申込:阪急うめだ本店 美術画廊)。


有田焼工房再現とワークショップで有田焼製造の過程を体感することも可能

■期間:
2016年2月24日(水)~2月29日(月)

■開催場所:
阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー・アートステージ
大阪府大阪市北区角田町8-7

■問い合わせ先:
阪急うめだ本店
tel. 06-6361-1381(代表)
url. http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/
2016-02-24
2016-02-29
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