パリで活躍した洋画家の荻須高徳氏による風景画などを鑑賞できる展覧会が東京で開催

パリで活躍した洋画家の荻須高徳氏による風景画などを鑑賞できる展覧会が東京で開催


「ラ・ルー」
キャンバスに油彩 / 65×92cm

2016年2月24日(水)から3月27日(日)まで、ギャルリーためなが東京にて「荻須高徳展」が開催される。大正 / 昭和時代の洋画家である荻須高徳氏が手掛けたパリ風景をはじめとする30余点を展観。開廊時間は月曜~土曜が10:00~19:00、日曜および祝日が11:00~17:00となっている。

荻須高徳氏は1901年愛知県に生まれ、1927年に26歳の若さで渡仏した。以後、生涯のほとんどをパリで暮らし、パリを中心とするヨーロッパの歴史が刻まれた街並みを描き続けることとなる。1928年にサロン・ドートンヌ入選を果たし、1934年には初個展をジュネーヴで開催。1940年に一時帰国するが、終戦後の1948年に再びフランスに入国してからは、1986年に84歳で亡くなるまでパリでの制作活動を続けた。穏やかな日常を彷彿とさせる作風で、日本人はもとよりヨーロッパの人々の深い共感も呼び、多くのコレクターに親しまれている。

その荻須氏と1950年代から厚い親交があったのが、本展の会場を運営する株式会社ギャルリーためながの創設者である為永清司氏。1969年にギャルリーためながを開廊して以降は、独占契約のもとで定期的に展覧会が開催され、新作が発表されてきた。

■期間:
2016年2月24日(水)~3月27日(日)

■開催場所:
ギャルリーためなが東京
東京都中央区銀座7-5-4

■問い合わせ先:
ギャルリーためなが東京
tel. 03-3573-5368
url. http://www.tamenaga.com
2016-02-24
2016-03-27
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