第3の放送「i-dio(アイディオ)」、デジタル地上波放送最高音質を掲げ本日配信スタート

第3の放送「i-dio(アイディオ)」、デジタル地上波放送最高音質を掲げ本日配信スタート


フラッグシップ高音質チャンネル「TS ONE」

株式会社エフエム東京を中心にしたグループは、“第3の放送”と位置づける「i-dio(アイディオ)」のプレ配信を、本日3月1日からスタートさせる。番組は音声5、映像1の計6チャンネル。開業エリアは東京周辺・福岡・大阪の3エリアで、順次全国へ拡大する予定。

本サービスは、地上アナログテレビの放送終了に伴い、空き状態になっている周波数帯 (VHF-Low帯=99MHz~108MHz)を利用する新たな放送サービス。全国6社、7エリアのマルチメディア放送会社が地域ごとの特性にあわせたサービスを提供するとしている。利用するためには、「i-dio Wi-Fiチューナー」+スマートフォン(iOS/Android)+専用アプリの組み合わせか、チューナーを内蔵したSIMフリースマートフォン「i-dio Phone」が必要。今後は、車載用TunerBox(仮称)やカーナビ、防災ラジオ、自動販売機、火災報知器など、様々なデバイスが「i-dio」受信用として登場する予定。


「i-dio Phone」

本サービスがデジタル地上波放送最高音質を掲げるのは、48kHz/320kbps(MPEG-AAC)に対応しているから。全エリア共通チャンネルの「TS ONE」では、小林克也や小沼ようすけ、宮本笑里などの一流DJによる音楽番組やチャート・ランキング番組を配信。また、データ配信対応の利点を活かした、「15分先を伝えるドライブ天気予報」などの役立ち情報や「タイムセール・クーポン」などのお得な情報も配信される。


「Amanekチャンネル」

また、利用者集中による通信制限などが発生しないため、災害情報配信にも優れたプラットフォームになる。防災情報配信システム「V-Alert」は、地方自治体が市区町村単位で避難勧告情報などを配信したり、端末を強制軌道してアラートを流すこともできる。

「i-dio(アイディオ)」
URL:http://www.i-dio.jp/index.html
2016/03/01

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