2月のネット炎上件数は95件、前年同月比38%増

2月のネット炎上件数は95件、前年同月比38%増


月間炎上数の推移

株式会社エルテスは、2016年2月のネット炎上についてまとめた「ネット炎上速報2016年2月版」を発表した。

同レポートは、前月のネット炎上件数を独自に算出して発表するマンスリーレポート。現時点においてツイッターで50回以上のリツイートがされ、特定のまとめサイトにまとめられたものから同社が“炎上”と判断したものを対象としている。

発表によると、2月のネット炎上件数は前年同月比38%増の95件となった。炎上の発生主体として多かったのは、企業が35.8%と最も多く、著名人が18.9%、一般人が10.5%と続いている。企業による炎上の内訳は、商品・サービスへのクレームが19%、不祥事への批判が16.7%、経営方針や広告表現への批判がともに14.3%という結果となった。このほか、食品衛生に対するクレームや労働環境に対する批判も見られた。

同社は「今月のTOPICS」として、某有名バンドのボーカルが待機児童問題に言及したところ、過去の不倫を指摘され、妻子をないがしろにしたとして発言する権利がないという批判が集中して炎上したという案件を紹介。この炎上はタイミングが違えば炎上までには至らなかった可能性があり、今回炎上に至った理由としては、年始から某有名タレントや某議員による「不倫騒動」が注目されたことが背景として考えられると分析している。

発表資料
URL:https://eltes.co.jp/whatsnew/report201602.html
2016/03/04

MdN DIのトップぺージ