IEはChromeをDLするだけになるのか、シェアの差が8%まで急接近

IEはChromeをDLするだけになるのか、シェアの差が8%まで急接近


「Microsoft Edge」

調査会社NetMarketShareが公開したWebブラウザのシェアについての資料によると、2016年2月期のシェアはInternet Explorer(IE)が44.79%、Chrome(クローム)が36.56%となり、その差が10%を切ったことがわかった。

Windows10になり、MicrosoftはIEの後継として「Microsoft Edge」を投入しているが、それでもIE離れには歯止めが効かないようだ。データでは1年前の2015年4月ではIE55.83%、Chrome25.68%で30%近い差があるのに、半年後の2015年10月にはIE50.88%、Chrome31.12%と約20%に縮まり、今回の発表で遂に差が10%を切ることになった。

FirefoxやSafari、Operaのシェアは横ばいであり、単純にIEのシェアをChromeが食っているという状況だ。Windows10に標準搭載されている「Microsoft Edge」のシェアが伸びないとなると、多くのユーザーはWindows10搭載のパソコンを購入後に「Microsoft Edge」を使ってChromeをダウンロードしているという実態が浮かび上がる。


NetMarketShareの発表

なお、別の調査会社StatCounterが発表しているデスクトップとモバイルデバイスを含むシェアの最新情報では、Chromeは55.33%となり、2位のFirefoxの14.67%を大きく引き離してトップに立っている。


StatCounterの発表

発表資料
URL:https://netmarketshare.com/
2016/03/04

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