ミマキ、7色搭載可能な3.2m幅対応のUV硬化インクジェットプリンタ「UVJ55-320」が登場

ミマキ、7色搭載可能な3.2m幅対応のUV硬化インクジェットプリンタ「UVJ55-320」が登場


「UJV55-320」

株式会社ミマキエンジニアリングは、LED-UV硬化インクジェットプリンタ「UJV55-320」を2016年4月より販売開始する。最大作図幅は3200mm / 最大メディア幅は3250mmで、210〜1524mm幅のメディア2本を用いて同時にプリントする「Twinロールプリント機能」も搭載。このとき、それぞれ対応範囲内の幅であれば、幅違いのメディアをセットすることもできる。販売価格は950万円(税抜)。

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本製品は、紫外線照射により硬化する特殊なUVインクでプリントを行う大判インクジェット機だ。C / M / Y / Kにホワイト / ライトシアン / ライトマゼンタを加えた7色のインクの搭載が可能。インクセットは、購入時にCMYK4色もしくは6色+ホワイトの2種類から選択する。今回のモデルでは、隠蔽性の高いUV硬化インクを搭載することで、内側から光を当てた時にも美しい発色を実現。プリント中に内照式看板での仕上がりを確認できるLEDライトが搭載されたため、プリントミスによるメディアの無駄を減らし、生産効率を改善することもできる。

出力解像度は最大1200dpi、ヘッドの高さは4段階(1.7mm / 1.9mm / 2.6mm / 3.3mm)で、1.0mm以下の厚さのメディアに対応。バナー向け高速モードで毎時60平方メートルのプリント速度が実現されている。運転中に自動でノズル抜けを検知 / 解消する「NCU(Nozzle Check Unit)」、クリーニングでも改善できなかったノズル抜けを別のノズルで代替してプリントする「NRS(Nozzle Recovery System)」、ホワイトインクを定期的に循環させて顔料の沈殿を抑制する「MCT(Mimaki Circulation Technology)」などの技術も搭載。純正RIPソフト「RasterLink6」には、パターンディザ処理と誤差拡散処理のハイブリッドによる独自のディザ処理技術「MFD1(Mimaki Fine Diffusion 1)」も搭載されている。インク供給ユニットを除く本体サイズは5410(幅)×995(高さ)×1440(奥行)mm、インク供給ユニットを含む重量は910kgで、インターフェイスは1000BASE-T / USB 2.0。

株式会社ミマキエンジニアリング
URL:http://www.mimaki.co.jp/
2016/03/08

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