NTT東西、電話の「災害用伝言ダイヤル」とWebの「災害用伝言板」の相互連携を可能に

NTT東西、電話の「災害用伝言ダイヤル」とWebの「災害用伝言板」の相互連携を可能に


「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」が相互連携

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、電話を使って安否情報などを音声で登録・確認できる「災害用伝言ダイヤル(171)」の機能を3月18日から拡充し、インターネットを利用して安否確認を行う「災害用伝言板(web171)」と相互に連携できるようにすると発表した。

今回の措置によって、「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」のそれぞれで登録された伝言内容を相互に確認できるようになる。「災害用伝言ダイヤル(171)」に登録された伝言は「災害用伝言板(web171)」で音声ファイルとして再生することが可能となり、また、「災害用伝言板(web171)」に登録された伝言(テキスト)は音声変換の上、「災害用伝言ダイヤル(171)」で再生可能となる。

このほか、「災害用伝言ダイヤル(171)」で登録できる件数は、従来は電話番号あたり10件までだったが、これを1~20件へと変更(災害状況により、登録可能な件数は異なる)する。また、現行では登録した伝言の保存期間は48時間だったが、新しいサービスでは「提供期間終了まで」となる。なお、録音時間については1伝言あたり30秒以内と、現行の通りとなる。

さらに、登録できる電話番号についても、現行は固定電話およびIP電話(050除く)に限られているが、新しいサービスでは、これらに加えて、携帯電話やPHSでも利用可能となる。

発表資料
URL:http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20160308_01.html
2016/03/09

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