「東京人は異常に検索し過ぎ」データでわかる東京の特異性
「東京人は異常に検索し過ぎ」データでわかる東京の特異性
ヤフー株式会社は8日、検索サイトYahoo! JAPANから収集された検索・広告・ショッピング・地域情報・ソーシャル上のトレンド情報など 、あらゆるカテゴリーの膨大なデータを分析・活用した「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」の最新レポートを公開した。
今回のレポートでは、データから分かる日本の地域の特異性をピックアップしている。まず、「都道府県別 人口あたりの検索数」では、東京がダントツで1位を獲得。他の都道府県がほぼ指数30〜60の中に収まるのに対し、東京は指数100となり、その特異性が目立つ。
検索において東京が他県と異質であることを表す兆候は、「自動車メーカー(国内大手8社)に関連する検索数の割合」「タクシーの注目度」にも見られる。東京が電車社会であるため、車に対する関心は低いものの、電車に代わる移動手段としてはタクシーを重視している状況がわかる。ほかにも、金融テクノロジーの「フィンテック」、タクシー配車サービス「Uber」などのIT系単語にも東京人は関心を寄せ、「中学受験」や「TOEIC」などの教育・勉強関連用語は東京を始めとした都市部で注目度が高いことが明らかになっている。
東京の特異性ばかりが目立っているが、大きく地域差がでる単語も判明している。「ふるさと納税」は関西エリアでの関心が高く、「ラーメン」の注目度は東日本が高く、「そうめん」は西日本が高い傾向になる。同じように「スター・ウォーズ」は東日本、「ジェラシック・ワールド」は西日本で注目を集める傾向にあった。
一定のワードで東京が特異性を見せつける中、他の言葉では、日本のマインドがまるで2つの国に分かれているかのような状況もあり、「Yahoo! JAPANビッグデータレポート」も興味深いと述べている。
発表資料
URL: http://docs.yahoo.co.jp/info/bigdata/special/2016/01/
2016/03/09
発表資料
URL: http://docs.yahoo.co.jp/info/bigdata/special/2016/01/
2016/03/09