博報堂、全てのぬいぐるみを“おしゃべり”仕様にするボタン型デバイス「Pechat」を開発

博報堂、全てのぬいぐるみを“おしゃべり”仕様にするボタン型デバイス「Pechat」を開発


「Pechat」使用イメージ

株式会社博報堂は、プロダクト・イノベーション・チーム「monom」による第3弾の自主開発プロジェクトとして、全てのぬいぐるみを“おしゃべり”にするボタン型スピーカー「Pechat」を開発したことを発表した。「monom」と、博報堂DYグループの博報堂アイ・スタジオにおけるデジタルクリエイティブラボ「HACKist」が、コンセプトモデルとして共同で開発。現在のところ商品化および販売については未定だが、2016年3月14日(月)よりプロジェクトサイトが開設されており、プロダクトの詳細やコンセプトムービーなどが公開されている(http://pechat.jp/)。

「Pechat」は、Bluetooth接続が可能でスピーカーとマイクを備えたボタン型デバイス。糸縫い付けや安全ピンで、ぬいぐるみに取り付ける。専用のスマートフォンアプリを用いて、あたかもぬいぐるみが話しているような操作が可能。ユーザーが吹き込んだ声を可愛い声に変換して喋らせる「声でおしゃべり(Voice Chat)」、入力したテキストを読み上げる「文字でおしゃべり(Text Chat)」、あらかじめ録音しておいたセリフや歌、物語などを選んで再生する「選んでおしゃべり(Tap Chat)」、子どもが話す声に反応して自動で相槌やおうむ返しをする「自動でおしゃべり(Auto Chat)」と、4通りの制御方法が用意されている。「文字でおしゃべり」には、株式会社エーアイの音声合成エンジン「AITalk」を採用。その他、子どもの泣き声を検知してスマートフォンに通知する機能や、アラームなどの機能も搭載している。本体サイズは50(幅)×50(高さ)×15(奥行)mm。


「Pechat」本体


「Pechat」用のスマートフォンアプリ

株式会社博報堂
URL:http://mono-m.jp/
URL:http://hackist.jp/
2016/03/14

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