株式会社翔泳社は、書籍「ブラウザハック Webブラウザからの攻撃手法とその防御法総覧」を3月15日に発売する。Webブラウザをハッキングし、さらなる攻撃の足がかりとして利用する方法について、実用的な知識を解説した1冊。もちろん不正行為を推奨している書籍ではなく悪用は厳禁だが、攻撃者の視点でブラウザを理解することで、防御に活かすことができる。B5判変型で496ページ。

今や、Webブラウザは毎日のように利用される生活や仕事に不可欠なものとなった。だが、ブラウザが普及すればするほど、当然セキュリティの問題は高まる。本書では、最新のブラウザをハッキングする方法を、ハッカーの立場から説明。そこから攻撃に対する防御方法を考える書籍となっている。

主に取り上げられているWebブラウザは、Firefox / Chrome / Internet Explorer。ただし、一部最新モバイルブラウザにも踏み込んで「いかに攻撃するか」が解説されている。構成は「第1章 Webブラウザのセキュリティ」「第2章 制御の開始」「第3章 制御の確保」「第4章 同一オリジンポリシーのバイパス」「第5章 ユーザーに対する攻撃」「第6章 ブラウザに対する攻撃」「第7章 拡張機能に対する攻撃」「第8章 プラグインに対する攻撃」「第9章 Webアプリケーションに対する攻撃」「第10章 ネットワークへの攻撃」。

出版社：株式会社翔泳社
著者：WadeAlcorn / ChristianFrichot / MicheleOrrù
翻訳：株式会社プロシステムエルオーシー
監修：園田道夫 / はせがわようすけ / 西村宗晃
価格：4600円（税抜）
URL：http://www.shoeisha.co.jp/book
Amazon：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479814343X/mdndi-22/
2016/03/15