米Appleは、リサイクルプログラム「Apple Renewプログラム」を開始し特設サイトをオープン。コンテンツの一つとしてiPhoneを分解するロボット「Liam」の動画を公開している。

最新「iPhone SE」を発表したばかりのApple。同時に他社製品のスマートフォンの下取りも受け付ける「Apple Renewプログラム」を開始して、買い換えを促進する構えだ。そして特設サイトの動画では、年間120万台以上の携帯電話を分解できるロボット「Liam」について紹介している。

限られた資源を大切に使うという理念の元、「Liam」はiPhoneの分解を開始する。部品を検出し、取り外し、分離させる。バッテリーからコバルトとリチウム、カメラから金と銅、メインロジックボードから銀とプラチナが再利用される資源として取り出される。

「iPhone SE」の登場でスマートフォンを乗り換えるユーザーは多いと思われるが、愛着を持ち使ってきた自分のiPhoneの中の部品が、どこかで再利用されていることがわかるという、感慨深い内容となっている。

「Apple Renewプログラム」
URL:http://www.apple.com/jp/recycling/?cid=www-jp-yt-Liam-marchspecialevent
2016/03/23