auとHAKUTO、月面探査ロボットの通信システムを共同開発
auとHAKUTO、月面探査ロボットの通信システムを共同開発
au×HAKUTO MOON CHALLENGE
KDDI株式会社と、ロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に挑戦する株式会社ispaceが運営する民間月面探査チーム「HAKUTO（ハクト）」は、オフィシャルパートナー契約を締結し、HAKUTOの月面探査ロボット（ローバー）の通信システムを共同開発すると発表した。
「Google Lunar XPRIZE」では、民間開発の無人探査機を月面に着陸させて、ローバーを500m以上走行し、ローバーに搭載されたカメラで撮影した月面の動画や静止画を地球に送信する。HAKUTOは現在、これまで開発してきたローバーの改善を重ねて、月面探査を成し遂げるためのフライトモデルの開発を進めている。
月面におけるミッションの遂行は、地球からの遠隔操作で進められる。HAKUTOは月面における通信に、地上のモバイルデータ通信に使われている周波数帯を採用することを検討している。この世界初となるHAKUTOの試みに、auは無線技術などでサポートする。
両社は今後、「Google Lunar XPRIZE」のミッションのひとつである月面を撮影した高解像度の動画や静止画データ送信において、auが持っている知見をもとに最適な圧縮技術の検討を進めるほか、現在開発中のローバーのフライトモデルの検証試験などを共同で行う予定だ。
月面におけるミッションの遂行は、地球からの遠隔操作で進められる。HAKUTOは月面における通信に、地上のモバイルデータ通信に使われている周波数帯を採用することを検討している。この世界初となるHAKUTOの試みに、auは無線技術などでサポートする。
両社は今後、「Google Lunar XPRIZE」のミッションのひとつである月面を撮影した高解像度の動画や静止画データ送信において、auが持っている知見をもとに最適な圧縮技術の検討を進めるほか、現在開発中のローバーのフライトモデルの検証試験などを共同で行う予定だ。