根付や提げ物の展示で日本の精美な工芸品を紹介する「細密工芸の華」が東京で開催

根付や提げ物の展示で日本の精美な工芸品を紹介する「細密工芸の華」が東京で開催


松茸狩り(個人蔵)

2016年4月2日(土)から7月3日(日)まで、たばこと塩の博物館 2F 特別展示室にて「細密工芸の華 根付と提げ物」が開催されている。「提げ物」とは巾着や印籠、たばこ入れなどの袋物の総称で、それを帯に提げて持ち歩く際に、紐や鎖で結び付けるために使用された留め具が「根付」。本展では、国内の関係機関 / 団体 / 個人が所蔵する約370点の「根付」と約80点の「提げ物」が展示され、日本の精美な工芸品の歴史と文化が紹介される。月曜休館、開館時間は10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)で、入館料は大人・大学生300円 / 小・中・高校生100円 / 満65歳以上150円。

「提げ物」は江戸時代に男性の装身具として定着し、それに合わせてさまざまな「根付」が制作された。だが、「根付」は明治維新後に欧米で高く評価されたことにより、大量に海外に流出してしまったため、現在ではまとまった数を見る機会は多くない。たばこと塩の博物館のリニューアルオープン1周年を記念した今回の展覧会は、象牙 / 鹿角 / 木など多彩な素材で作られた江戸から現在に至るまでの「根付」を、さまざまな形のものもある「提げ物」とともに一堂で見られる貴重な機会だ。近代根付の巨匠として注目される森田藻己(1879~1943年)の作品13点や兄弟弟子の大内玉藻および藻己の弟子の作品、根付の研究者でありコレクターでもあった高円宮憲仁親王殿下のコレクションから現代根付10点も展示。根付に関する文献資料なども合わせて紹介されている。


白革燧袋(個人蔵)

■期間:
2016年4月2日(土)~7月3日(日)

■開催場所:
たばこと塩の博物館 2F 特別展示室
東京都墨田区横川1-16-3

■問い合わせ先:
たばこと塩の博物館
tel. 03-3622-8801(代表)
url. http://www.jti.co.jp/Culture/museum/
2016-04-02
2016-07-03
event


MdN DIのトップぺージ