ドコモが田んぼの水位や水温情報をクラウド管理できる農業IoTサービス開始

ドコモが田んぼの水位や水温情報をクラウド管理できる農業IoTサービス開始


(左)水田に設置する機器
(右)アプリ画面

株式会社NTTドコモは7日、水稲向け水管理支援システム「PaddyWatch」(パディウォッチ)を、4月15日から全国の稲作農業生産者向けに販売開始すると発表した。価格は月額1980円、機器代金が水田センサ本体9万9800円、設置用ステンレスポール5700円(全て税別)。

本サービスは、ドコモの通信モジュールを内蔵し、センサ機能と通信機能を搭載したベジタリア株式会社の水田センサを、田んぼに設置することで受けられる水管理支援システム。2015年5月から開始され、国内36都道府県で行われた実証実験のデータが生かされている。

水位・水温・温度・湿度の4つの情報は10分毎に取得され、1時間毎にドコモのネットワークを通じてクラウドに送信される。利用者はスマートフォンアプリなどで逐一水田の状況を把握できる。

また、圃場の航空写真を活用した農作業記録アプリケーションサービス「アグリノート」とも連携し農業IoTとしての利便性を高め、効率的な農作業管理を可能にするとしている。


アプリ画面

発表資料
URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2016/04/07_00.html
2016/04/08

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