日立、転倒からの起き上がり機能を搭載した人型ロボット「EMIEW3」を開発
日立、転倒からの起き上がり機能を搭載した人型ロボット「EMIEW3」を開発
株式会社日立製作所は、人型ロボット「EMIEW3」と、音声・画像・言語処理などの知能処理をロボットの外側で行うリモートブレイン構成のロボットIT基盤を開発したと発表した。
「EMIEW3」は、自律走行機能を搭載した人型ロボットで、店舗や公共施設において、顧客の元に自ら移動し、接客・案内サービスを行うことを目的に開発された。前モデルの「EMIEW2」では、自律走行機能や、雑音の中で人の声を聞きわける機能、Web上のデータを利用してモノを識別する機能などを搭載したほか、近年では人工知能技術を活用した対話機能も実現してきた。
今回発表した「EMIEW3」では、これらの機能を継承するとともに、新たに転倒からの起き上がり機能や、サポートを必要とする人を見つけて自ら接客行動を開始する機能、複数台のロボット間での情報共有やサービスの引継ぎを行う機能などを追加した。
同ロボットに加えて、遠隔で音声・画像・言語処理などを行う知能処理システムと、多拠点に配置された複数ロボットを監視・制御する運用監視システムで構成されるリモートブレイン構成のロボットIT基盤と連携することにより、高度なサービスを提供できる。同社は「EMIEW3」とロボットIT基盤および開発者とオペレーターで構成するチームをひとつのパッケージとして、ロボットサービスの実証実験を開始する。
今回発表した「EMIEW3」では、これらの機能を継承するとともに、新たに転倒からの起き上がり機能や、サポートを必要とする人を見つけて自ら接客行動を開始する機能、複数台のロボット間での情報共有やサービスの引継ぎを行う機能などを追加した。
同ロボットに加えて、遠隔で音声・画像・言語処理などを行う知能処理システムと、多拠点に配置された複数ロボットを監視・制御する運用監視システムで構成されるリモートブレイン構成のロボットIT基盤と連携することにより、高度なサービスを提供できる。同社は「EMIEW3」とロボットIT基盤および開発者とオペレーターで構成するチームをひとつのパッケージとして、ロボットサービスの実証実験を開始する。