銀行で口座開設時に印鑑不要の「サイン認証」サービス、三井住友銀行が発表

銀行で口座開設時に印鑑不要の「サイン認証」サービス、三井住友銀行が発表


取引と入力端末のイメージ

株式会社三井住友銀行は12日、サインのみで本人確認を可能とする「サイン認証」サービスを2016年度内に個人向けに導入する予定だと発表した。2017年2月から試験導入を始め、順次全店舗へ拡大する。

本システムは、株式会社日本総合研究所と日本電気株式会社がシステム全体の設計と構築を担当し、株式会社NTTデータが新開発のサイン認証エンジン「SignID(サインアイディー)」と支店で利用する「サイン認証」の入力用端末などを提供する。

本人認証に活用するのは、事前に登録したユーザーのサインに関する電子データ「時系列の筆運び(距離、方向、筆圧など)」と、取引の際のサインに関する電子データ。これらを照合して、サインによる本人認証を行う。

同行では、本サービスと合わせて、通帳を発行せずに明細をWeb上で確認できる「Web通帳」を利用すれば、通帳や印鑑を持たずに銀行取引が可能になるとしている。


サイン認証を利用した取引のイメージ

発表資料
URL:http://jpn.nec.com/press/201604/20160412_02.html
2016/04/13

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