株式会社誠文堂新光社は、書籍「○×式で解説 誰でもかんたん!!パースがわかる本」を4月6日に発売した。“空間認識力アップで漫画・イラストが上手くなる”の副書名の通りに、漫画 / イラストでキャラクターや背景を描く際に必要とされるパースについて詳しく解説。まず実際に例を見て学ぶ手法が採用され、パースが正確でない作例と正しい作例の比較が行われており、パースの理論を簡単に理解することができる。B5判で200ページ。

パースとは、絵に奥行きを出したり、人物を背景の中に自然に存在させるためには必須の遠近法に関する用語で、各種の透視図法（一点 / 二点 / 三点 / 零点）などの技法が広く活用されている。パースの技法は、正しく理解して作図の際に活用しないと、漫画やイラストが不自然で不安定な仕上がりになってしまう重要なものだ。本書では、正しい作例と誤った作例の比較により、どのようになっていると間違いであるか、どのように描くと正しく見えるかを解説。深く学習すると非常に難解なパース理論を、楽しく学ぶことができる。しっかりとしたパースで描かれている魅力的なカラーイラストも掲載されており、パースの大切さを体感できる1冊。

出版社：株式会社誠文堂新光社
監修：斉藤むねお
価格：1800円（税抜）
URL：http://www.seibundo-shinkosha.net/
Amazon：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4416516053/mdndi-22/
2016/04/20