さまざまな仕掛けを生み出せる電子タグ「MESH」を活用した作品を募るアイデアコンテストがスタート

さまざまな仕掛けを生み出せる電子タグ「MESH」を活用した作品を募るアイデアコンテストがスタート


「Maker Challenge powered by MESH」

ソニー株式会社の新規事業創出プログラムから生まれたMESHプロジェクトは、株式会社オライリー・ジャパンと共同で、アイデアコンテスト「Maker Challenge powered by MESH」を開催。2016年4月25日(月)14:00から5月31日(火)23:59まで、「MESH」を活用した作品を募集する。「MESH」とは、センサーなどの機能をブロック状にした電子タグで、手軽にさまざまな仕掛けを生み出せるツール。入賞作品は、8月6日(土)および8月7日(日)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるDIY展示発表会「Maker Faire Tokyo 2016」の「Maker Challenge」ブースに展示できる。

「MESH」は、2015年度グッドデザイン賞で「2015グッドデザインベスト100」と「未来づくりデザイン賞」、iF Design Award 2016で「iF gold award」を受賞したことなどでも知られるツールだ。LEDタグ / ボタンタグ / 人感タグ / 動きタグ / 明るさタグ / 温度・湿度タグ / GPIOタグと、さまざまな機能を持つブロック形状の電子タグがあり、無線で「MESH」アプリと繋げることが可能。たとえば、アプリ上でボタンタグとLEDタグのアイコンを繋ぐことで、ボタンを押したときにLEDが点灯する仕組みを完成させられる。難しいプログラミングや電子工作の知識を必要とせずに、IoTを活用した仕組みも簡単に実現できるツールだ。箱を開けることで録音しておいたメッセージを再生したり、人が近づくと音を鳴らしたりと、さまざまな仕掛けを生み出すことが可能。工夫次第でさまざまな活用方法があり、モノづくりの楽しさも体験しやすい。

本コンテストでは、この「MESH」を活用したアイデア作品を募集。審査基準には、新しい形の家族のコミュニケーションを生み出すような作品 / 日常をより便利にする作品 / びっくりして、その後に笑顔になるような作品が挙げられている。テーマが「未来のお化け屋敷」に定められた部門には、誰でも応募が可能。そのほか、小学生以下の子どもと保護者が応募できる「ファミリー部門」や、高校生以下が応募できる「学生部門」が設けられている。


参考作品:手に取ると自動で商品の説明をしてくれる展示台(作者Pemak)


参考作品:植物に語りかけることで反応する自動水やり機(作者Takeo Inagaki)

■応募締切:
2016年5月31日(火)23:59

■応募資格:
ファミリー部門:小学生以下の子どもと保護者
学生部門:高校生以下
未来のお化け屋敷部門:不問

■賞:
最優秀賞(Maker Faire Tokyo 2016のMaker Challengeブースに出展 / 出展サポート費用3万円 / MAKEシリーズおすすめ書籍セット・5冊 / Maker Faire TokyoオリジナルTシャツ)
ほか

■問い合わせ先:
株式会社オライリー・ジャパン / ソニー株式会社 新規事業創出部 MESHプロジェクト
url. http://meshprj.com/jp/
2016-04-25
2016-05-31
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