東京五輪のエンブレムは市松モチーフのA案「組市松紋」に決定!制作者は野老朝雄氏

東京五輪のエンブレムは市松モチーフのA案「組市松紋」に決定!制作者は野老朝雄氏


「組市松紋」

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は25日、4つに絞られていた東京2020大会エンブレムの最終候補作品から、採用作品が決定したと発表した。

採用されたのは、A案の組市松紋(くみいちまつもん)。日本では江戸時代から「市松模様」(いちまつもよう)として広く認知され、世界的にはチェッカーデザインとしても知られる。色は日本の伝統色であり日本の“粋”を描く藍色。デザインには異なる3種類の四角を用い、それぞれが国や文化思想の違いを表している。また、それらは「多様性や調和」というメッセージも表現している。

制作者は東京在住の建築デザインを手がけるアーティスト野老朝雄(ところ あさお)氏。東京造形大学(建築専攻)を卒業し、これまで「MOTアニュアル2010:装飾」展を始めとする展覧会の開催や、BAOBAO TOKOLO PATTERN /BAOBAO ISSEY MIYAKE INC、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターンなどのデザインを手がけてきた。(氏のWebサイト


最終候補作品のその他の3作品の制作者は以下の通り。
B案:つなぐ輪、広がる和(つなぐわ、ひろがるわ)
制作者:久野 梢(くの こずえ)
在住都道府県:東京都
生年:1978年
職業:デザイナー

C案:超える人(こえるひと)
制作者:後藤 崇亜貴(ごとう たかあき)※ペンネーム
在住都道府県:東京都
生年:1966年
職業:アートディレクター/デザイナー

D案:晴れやかな顔、花咲く(はれやかなかお、はなさく)
制作者:氏名:藤井 智恵(ふじい ちえ)
在住都道府県:東京都
生年:1967年
職業:デザイナー


最終候補4作品

発表資料
URL:https://tokyo2020.jp/jp/games/emblem/
2016/04/25

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