WACCA、和紙をラミネート加工した新素材ファブリック「SUUQ」のモニター販売を5月に開始

WACCA、和紙をラミネート加工した新素材ファブリック「SUUQ」のモニター販売を5月に開始


「SUUQ」

株式会社WACCA JAPANから、和紙をラミネート加工した新素材のファブリック「SUUQ(スーク)」が2016年5月1日(日)にデビュー。5月27日(金)より同社限定ストアでのモニター販売が開始され、秋頃から本格的な販売が予定されている。製品のラインナップはブックカバーやトートバッグなど5種で、素材感をシンプルに楽しめるユニセックスなデザイン。和紙そのままの状態とは、また違った美しさが実現されている。

同社は日本全国の多種多様な和紙を取り扱い、要望に合わせた和紙のコーディネートやデザイン / 印刷 / 加工などの提案を行っている企業だ。自社店舗(東京都品川区戸越1-26-24)は毎週金曜のみのオープンで、時間は11:00〜18:00。今回新たにスタートする「SUUQ」ブランドは、和紙のディテールを日常の中へと気軽に持ち歩くアイテムとなる。

「SUUQ」のネーミングには、和紙の「漉く / 抄く」あるいは「透過する、透く」の意味が含まれる。ラミネート加工によって、フィルムに透けた和紙の風合いが、また違った趣を生み出していることが特徴だ。ベースとなる和紙は、原料の楮の繊維を荒々しく漉き込んだ春木紙と、揉み加工を施した揉み紙の2種で展開され、ラミネートには柔軟性がありながら引張強度が高いポリウレタンエラストマーを使用。和紙のナチュラルな風合いと凹凸感を活かしつつ、防水性や磨耗性などの和紙の弱点をカバーしている。

株式会社WACCA JAPAN
URL:http://www.wacca-paper.jp
2016/04/27

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