日本各地で見られる街角の文字を厳選して紹介した書籍「タイポさんぽ改」

日本各地で見られる街角の文字を厳選して紹介した書籍「タイポさんぽ改」

株式会社誠文堂新光社は、書籍「タイポさんぽ改」を4月8日に発売した。2012年の初版を大幅に増補改訂し、判型も大きくなって生まれ変わった1冊。日本各地で“採取”した懐かしくも新しい路上の文字が紹介されており、見て面白く、読んで楽しい文字エッセイとなっている。A5判で160ページ。

著者の藤本健太郎氏は、デザイン学校在学中の1993年にNendo Graphixxxを結成し、卒業後はアートディレクター / デザイナーとして活動中だ。2011年には北海道帯広に居を移し、デザインで地元に貢献すべく模索を開始している。本書では、昭和期の看板,ローカルな商品のロゴ,手書きの貼り紙,道路や壁の文字の痕跡など、街角で見られる文字が紹介された。それらの文字は、パソコンのフォントとはまた趣が異なり、独特の手触りを備えて街に息づいているものばかり。有名無名のデザイナーや市井の人々の手仕事によって生み出された個性溢れる路上の文字たちに眼差しを注ぎ、その豊かな可能性をユーモアとウィットに乗せて現代へと橋渡ししている。今回の大幅な増補改訂により、収録点数は従来の約1.2倍にもなった。掲載点数は計153物件にのぼり、“幻の同人誌版”も特別収録されている。


誌面サンプル

出版社:株式会社誠文堂新光社
著者:藤本健太郎
価格:1200円(税抜)
URL:http://www.seibundo-shinkosha.net/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4416616783/mdndi-22/
2016/04/28
2016-04-08
release


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