箔一が金沢箔の技術を見学できる「金沢箔ものづくりセンター（仮称）」の建設をスタート
箔一が金沢箔の技術を見学できる「金沢箔ものづくりセンター（仮称）」の建設をスタート
株式会社箔一は、石川県金沢市打木町東の生産工場エリアに新工場を設立。それに伴い、現在稼働中の第一工場〜第三工場と物流センターの移設 / 改装を行い、エリア一帯を新たに「金沢箔ものづくりセンター（仮称）」として運営する。金沢箔の生産現場の交流施設としての役割を担い、分野をまたいだ新しい文化の創造を目指して、地域の活性化や雇用拡大にも貢献するもの。2016年7月に着工される第五工場が稼働する2017年3月より、金沢箔の“産業観光”が開始される。
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同社では、現在、金沢市内に金沢箔 / 工芸品・建築装飾 / 食品 / 化粧品の製造工場があり、物流センターが隣接。新たに建設される第五工場「金沢箔ものづくりセンター 工芸棟（仮称）」は、金沢箔工芸品と建築装飾を生産していた工場の新設 / 改装で、これにより工場全体での生産量が大幅に増強される予定だ。
「金沢箔ものづくりセンター（仮称）」では、生産現場の見学エリアとギャラリーを設置して、“産業観光”の受け入れをスタート。国内外の企業 / 学校 / 行政を対象として金沢箔の技術を見学できる場となり、品質管理と高い技術を基本とする“箔一のものづくり”にもとづいて、金沢箔の魅力が具体的に伝えられる。そのほか、箔文化や伝統産業に携わる人材を対象に研修を行い、次世代を担う若者の育成も推進。「金沢箔」の認知度向上と、“ものづくり”の普及の面で、期待が集まる施設となっている。