米Amazonは10日（米国時間）、クリエイターや作家などが制作した映像を顧客に向けて配信できる映像サービス「Amazon Video Direct」（AVD）を開始すると発表した。対象地域は日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストリア。

本サービスは、企業やクリエイター・作家などの個人が制作した本格的な映像・動画作品を、Amazonの利用者に向けてダイレクトに販売できるセルフ映像販売サービス。全世界で数千万人にのぼるAmazonのプライム会員などに向けて、直接コンテンツを配信し、ストリーミングの時間や購入数などに応じて利益を得ることができる。

配信できるのは、Amazon Videoが利用可能な環境となっており、Fire TVやiOS/Androidスマートフォン・タブレット、ゲーム機、スマートTV、パソコンとなっている。また、動画の配信者はユーザーの視聴履歴やサブスクリプション、支払履歴などのストリーミングデータを閲覧することができる。

視聴者側は、Prime会員ならば追加料金なしで無料視聴できる「Prime Video」が選べる。そのほか、追加料金ありの「サブスクリプション」、「購入」「レンタル」「広告ありの無料視聴」からセレクトできる。

発表資料
URL:http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=97664&p=irol-newsArticle&ID=2166927

「Amazon Video Direct」
URL:https://videodirect.amazon.com/home/landing
2016/05/11