株式会社リコーは、デジタル印刷機の新製品として、A3対応（印刷サイズ：最大290×423mm / A4ドラム使用時で290×207mm）の「RICOH DD 5450」と、B4対応（印刷サイズ：最大250×355mm）の「RICOH DD 5440」を、2016年6月3日（金）に発売する。「Satelio DD 4450/4440シリーズ」の後継機で、印刷速度はB4サイズ以下で最速150枚 / 分と従来機種から大幅に向上。教育期間での教材や連絡文書の印刷、小売業 / 不動産業などでのチラシの印刷のほか、一般オフィスや官公庁などでの業務での使用も想定されている。標準価格はA3機が109万6000円（税抜）で、B4機が89万6000円（税抜）。

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両製品は、感熱デジタル製版方式の孔版印刷機で、Windows 10 / 8.1 / 8 / 7 / Vistaに対応するUSBプリンタ機能も標準搭載している（オプションで10/100/1000BASE-T対応）。「USBメモリマネージャー」（オプション）を装着することで、USBメモリに保存されたデータのダイレクト出力も可能だ（出力可能な形式は専用ドライバで作成したデータ）。操作部には、5.7型のフルカラー液晶タッチパネルが採用された。

原稿サイズは最大297×432mm。書き込みの解像度は300×600dpi（マスター穿孔密度600×600dpi）で、製版濃度 / 原稿読取濃度 / 印刷濃度は5段階で調整できる。製版速度は「RICOH DD 5450」がA4ヨコ等倍で18秒で、「RICOH DD 5440」がA4タテ等倍で20秒。給紙 / 排紙の容量も、従来モデルの1000枚から1500枚（64g / 平方メートル）へと大きく増量されており、高生産性が実現された。また、一定時間操作しない状態が続いたときに移行する省エネモードにおいて、稼働時に本体内に蓄電しておいたエネルギーを利用することにより、消費電力0Wが達成されていることも魅力となっている。

株式会社リコー
問い合わせ：0120-892-111（リコーテクニカルセンター）
URL：http://jp.ricoh.com/
2016/05/23