西武渋谷店 A館 7F＝特設会場にて、2016年5月29日（日）まで「深堀隆介 回顧展 金魚養画場～鱗の向こう側～」が開催されている。金魚をテーマにした樹脂作品で高い人気を誇る“金魚絵師”の深堀隆介氏による15年の画業を辿る展覧会。約50点の作品が展示され、同氏がプロデュースする扇子 / マグカップ / ポストカードなどのグッズも販売されている。入場料は一般・大学生500円で、高校生以下は無料。

深堀隆介氏は1973年愛知県生まれの美術作家で、2000年より金魚をテーマにした作品の制作を始めた。器の中に樹脂を流し込み、その上に直接金魚を描くオリジナル技法を編み出し、2002年に作品を発表。2007年には横浜にアトリエ「金魚養画場」を開設し、以降も世界各地で個展を開催するなど活躍している。本展では、初期の作品であり代表作でもある枡を使った「金魚酒」から、白磁を使用した最新作の「鱗化シリーズ」まで、4つのゾーンで余すところなく深堀氏の作品を堪能することが可能。会場内では、アトリエの再現も行なわれている。なお、B館 8F＝オルタナティブスペースでも、作品展示を同時開催。そちらは入場無料で楽しめる。

■期間：
2016年5月11日（水）～5月29日（日）

■開催場所：
西武渋谷店 A館 7F＝特設会場
東京都渋谷区宇田川町21-1

■問い合わせ先：
西武渋谷店
tel. 03-3462-0111（代表）
url. https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/