古来の歌集や屏風絵の技法を応用!和紙と伝統的な金沢箔を用いた本物志向の扇子を箔一が発売

古来の歌集や屏風絵の技法を応用!和紙と伝統的な金沢箔を用いた本物志向の扇子を箔一が発売


「金沢箔扇子」

株式会社箔一は、2016年6月1日(水)より「金沢箔扇子」の販売を、全国の百貨店 / 和装雑貨店 / 各直営店舗 / オンラインショップで開始する。一部店舗では5月より先行販売されていた“本物志向”の扇子の新商品。和紙と竹に加え、金沢箔が大胆に使用されており、その美しさが際立った商品となっている。計12種のバリエーションがラインナップされており、価格は各1万2500円(税抜)。

「金沢箔扇子」は、職人の手作りにこだわって、箔の美しさを最大限に引き出した商品だ。特に扇面の開発には、1年の月日が費やされた。箔を大きく貼った扇子は、ごわつきが出るなどの問題があり、商品化が非常に難しいもの。この問題をクリアするために、本商品では、古来の歌集 / 短冊 / 屏風絵などに用いられた和紙の装飾や日本画の技法が応用されている。具体的には「箔」「ちぎり箔」「野毛」「切り箔」「砂子」といった伝統的な箔材料を使用し、膠(にかわ)と礬水(どうさ)で1点ずつ丁寧に貼り付け。箔が自然に割れる佇まいや、薄さ、柔らかさなどの特性が生かされ、1点ごとに表情が異なる扇子に仕上げられている。サイズは25(幅)×10(高さ)×220(奥行)mm。


全面的に美しいグラデーションの箔があしらわれた「金沢箔扇子 箔美 森深」


手でちぎった箔がランダムに配置されている「金沢箔扇子 ちぎり美 刷毛目」


職人による「金沢箔扇子」の制作風景

株式会社箔一
価格:各1万2500円(税抜)
URL:http://hakuichi.jp/
2016/05/31

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