キヤノン、Kinectを活用した運動機能測定システム「ロコモヘルパー」を発売

キヤノン、Kinectを活用した運動機能測定システム「ロコモヘルパー」を発売


ロコモヘルパー

キヤノンITSメディカル株式会社(キヤノンIM)は、マイクロソフトの赤外線深度センサーカメラ「Kinect」を活用した運動機能測定システム「ロコモヘルパー」を6月1日に発売すると発表した。

同製品は、介護スタッフによる高齢者の運動測定を効率化する運動機能測定システム。「Kinect」が認識した利用者の骨格情報から、代表的な運動種目ごとに骨格の動きをデジタイズして自動測定、評価、記録する。また、測定結果のレポートを自動で作成する機能も搭載しており、介護スタッフの運動測定に関わる業務を効率化できる。さらに、録画機能により運動測定時の動画データを振り返ることが可能で、運動測定後の確認や分析補助ツールとしても活用できる。

同製品は、キヤノンITソリューションズ株式会社が研究開発した要素技術を組み込んだライブラリーをもとにキヤノンIMが開発したもので、実証実験において、介護事業などを展開する株式会社ソラストと社会福祉法人聖隷福祉事業団の聖隷藤沢ウェルフェアタウンの協力を得て、利用者および介護スタッフから高い評価を得たという。ソラストは、キヤノンシステムアンドサポート株式会社を通じて全国の通所介護サービス46事業所に同製品を導入し、6月以降、順次運用を開始する。

同製品は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)の介護業界を担当する直販部門のほか、キヤノンシステムアンドサポートが連携し、グループ横断的に販売・サポートを展開する。

キヤノンITSメディカル株式会社
URL:http://www.canon-itsmedi.co.jp/solution/welfare/locomohelper.html
2016/06/01

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