auの長期利用者優遇策「au STAR」最大10%のポイント還元、ただし最小はわずか2%

auの長期利用者優遇策「au STAR」最大10%のポイント還元、ただし最小はわずか2%

KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は31日、auの長期利用者向けの新サービスとして、会員制プログラム「au STAR」を開始すると発表した。

「au STAR」は、auショップでの対応が優先予約できる「au STAR パスポート」、グッズやギフト券がもらえる「au STAR ギフト」、そして「au STAR ロイヤル」の3本柱からなる新サービス。最もユーザーが注目するのは、ポイント還元が受けられる「au STAR ロイヤル」だ。

これは、4年以上auを利用しているユーザーに対し、契約しているデータ定額料金1000円ごとに「WALLET ポイント」を毎月プレゼントするもの。契約年数によってプレゼントされるポイント数が異なり、例えばデータ定額料1000円の場合、4年以上7年未満のユーザーは20ポイント、16年以上で100ポイントとなる。

還元率は最大で10%になるが4年以上7年未満のユーザーにとってはわずか2%であり、しかもデータ定額料が2900円の場合、900円分はカウントされずに切り捨てられるという、ユーザーにとって少し腑に落ちないサービスとなっている。


対象プランごとのポイント数の一例

長期優遇では、ソフトバンクの場合は2年契約すればOKで、利用場所が限られるが最大1万5000円分のTポイントがもらえるキャンペーンだった。それと比べると、長期優遇としては物足りないと感じるユーザーも多いと思われる。

また、携帯キャリア3社はこれまで同様のサービスで競っており、今後、ドコモも「dポイント」で還元する長期利用者優遇策を発表すると見られる。

発表資料
URL:http://bit.ly/1O4iL1G
2016/06/01

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