グラスをコースターに置くだけ!「おかわりコースター」が登場。外食業界を応援するIoT

グラスをコースターに置くだけ!「おかわりコースター」が登場。外食業界を応援するIoT


飲んだらコースターに置くだけの「おかわりコースター」

株式会社エスキュービズム・テクノロジーは、飲食店向けIoTソリューション「おかわりコースター」を開発・販売すると発表した。

同製品は客が飲み終えたグラスをコースターに置くと、グラスに取り付けられたLEDの信号をコースター側が受信してキッチンのプリンターに送信されるというもの。客はわざわざ店員を呼び止める必要がなくなり、店員は座席までオーダーを取りに行く必要がなくなる。結果としておかわりが出てくる時間も短縮され双方がハッピーになるという仕組みだ。
またグラスを置くだけの「簡単さ」、店員を呼ばなくて良い「頼みやすさ」によって客単価の向上を見込むことができ、店員も手を止めなくて良いことから業務の効率化を図ることができる。おかわりのデータは自動でキッチンのプリンターやタブレット型のPOSレジと連携するため、人為的なミスも削減することが可能だ。


タブレットやプリンターが内容を受信


時給が高騰する外食業界

近年の外食業界では人員不足から人件費が高騰化しており、ここ数年では人件費が売り上げの3割を超えることから業務効率の改善や客単価の向上が急務となっている。同社の調べでは全注文の約4割のテーブルにおいておかわりが注文されており、全ドリンク提供数におけるおかわりの数が約1割に達することから、製品の導入によって相当の工数が削減できると想定されている。

株式会社エスキュービズム・テクノロジー
URL:http://tech.s-cubism.jp/news/detail/160606.html
2016/06/06

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