クリエイティブの世界でも人間の手は不要?人工知能が「クロレッツ ミントタブ」のCMを制作して人間と対決

クリエイティブの世界でも人間の手は不要?人工知能が「クロレッツ ミントタブ」のCMを制作して人間と対決


「動画を見て当てよう!スッキリイノベーション家電プレゼント キャンペーン」
https://clorets-cp.jp/

モンデリーズ・ジャパン株式会社は、「クロレッツ ミントタブ」シリーズ初のリニューアルを記念し、「動画を見て当てよう!スッキリイノベーション家電プレゼント キャンペーン」を開始した。“人工知能クリエイティブディレクター”として働く「AI-CD β」に新キャンペーン向けのWeb限定CMの制作が依頼されており、人間のクリエイターとどちらが優れたCMを制作できるかを競う企画。人間クリエイター代表には、放送作家の倉本美津留氏が参加している。

本キャンペーンでは、人間と人工知能が同じ予算 / 同じスタッフで制作したWeb限定CMを公開。2本の動画(「青空」篇と「都会」篇)を視聴して、どちらがより「クロレッツ ミントタブ」の「1粒で速攻お口スッキリ、しかも10分長続き」が伝わる内容であるかを、ユーザーが選んで投票する。投票が完了するまで、どちらのCMをどちらが制作したかは秘密。キャンペーン終了後には、得票数が多かった動画を選んだ応募者の中から、抽選で計18名に家電がプレゼントされる。賞品には、ルンバ(10名)、パナソニック ドラム式洗濯乾燥機(3名)、SONY BRAVIA 4Kテレビ 55型(5名)を用意。応募期間は、2016年8月28日(日)23:59までで、キャンペーン特設サイトでは、CM制作の過程を描いた動画も公開されている。

今回、“人工知能クリエイター”としてCM制作に挑んだ「AI-CD β」は、McCANN MILLENNIALS(マッキャン ミレ二アルズ)が開発した。ACC CM FESTIVALテレビCM部門の過去10年分の受賞作品をはじめ、さまざまなTVCMを構造分解して独自のタグ付けをしている。そのデータベースを解析して商材や訴求内容に応じた最適なCMを作れるように設計されており、制作するCMの会社名 / 商品名 / キャンペーン目的 / ターゲットなどを入力すると、CMのクリエイティブディレクションが提示される仕組みだ。労働の多くが人工知能に代替される未来が予測される中、“クリエイティブ領域は生身の人間でないと難しい”と言われることも多いが、果たしてそれが本当かどうか興味深い試みと言えるだろう。

モンデリーズ・ジャパン株式会社
問い合わせ:0120-199561(お客様相談室)
URL:http://www.clorets.jp/
2016/06/07

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