3300万人の情報が流出したTwitter、緊急のアカウント保護声明を発表

3300万人の情報が流出したTwitter、緊急のアカウント保護声明を発表

Twitterは10日(米国時間)、各メディアで報道されている約3300万人分の情報流出に対し、「Keeping your account safe」というタイトルの公式記事を更新し、ユーザーに対してアカウントを保護するように呼びかけている。

Twitterのユーザー名やパスワードなどの個人情報は、Twitterのサーバー本体がハックされて流出したものではなく、FirefoxやChromeなどのWebブラウザに感染したマルウェアが集めたと見られる。

同社では、Twitterのアカウントを乗っ取りから守るため2段階認証を設定するか、「1Password」や「LastPass」のような強力なパスワードマネージャーを利用するように呼びかけている。

個人情報流出と言えば、先日Facebookのマーク・ザッカーバーグのTwitter、Pinterestなどのアカウントがハックされ、そのパスワードが「dadada」という非常に簡単なもので、しかも使い回されていたと発覚したばかり。今回の個人情報流出はロシアでの被害が大きいと見られるが、いつ自分のアカウント情報がハック・流出してもおかしくないので、最低限のセキュリティには配慮しておきたい。

発表資料
URL:https://blog.twitter.com/2016/keeping-your-account-safe
2016/06/10

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