株式会社メルカリは13日、二次創作物を販売する公式流通プラットフォームへの取り組みを開始すると発表した。第一弾として、位置情報ゲーム「Ingress」を開発・運営するNiantic, Inc.と業務提携し、メルカリのアプリ上でIngressの二次創作物の公式販売を開始する。

メルカリ上での二次創作物の販売に関しては、権利者が限定的なライセンスとロイヤリティを設定し、公式が認めた売買となる。二次創作物の販売者は権利者にライセンス許諾料とメルカリに手数料を支払う。

IngressはGoogle内でスタートしたプロジェクトで、これまではResistanceやEnlightenedのロゴなどをバッジやキーホルダーなどにして販売する二次創作活動には寛容だったが、Niantic, Inc.として法人化し、二次創作物についてしっかりとした管理をしていく方針のようだ。

メルカリでは今後、二次創作物の流通と知的財産権を侵害する商品の削除に取り組み、権利者と協力体制の元、流通を強化するとしている。

発表資料
URL:https://www.mercari.com/jp/info/20160613_ingress/
2016/06/13