2016年6月17日（金）から6月20日（日）まで、東京ミッドタウン・デザインハブ内の武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジにて、「うつわと和菓子」展が開催される。老舗の和菓子店である“とらや”（株式会社虎屋）と、武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース・陶磁専攻の学生がコラボレーションした企画。うつわと和菓子の関係について学びを深めた成果として、和菓子のためのうつわの形が展示される。入場無料で、時間は11:00～18:30（初日は17:00まで）。

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース・陶磁専攻では、2015年の7月から12月にかけて、課題として“とらや”の和菓子を盛り付けるうつわの制作に取り組んだ。学生たちは、“とらや”の職人に和菓子の歴史について話を聞き、和菓子作りを目の前で見学。その中で、和菓子は現代にも通じる日本の伝統的な美意識が具体的な1つの形となって結実したものであり、その意匠と菓銘の間には豊かな情景が存在することを学んだと言う。今年5月には、これらの学びをもとに生まれた14点の作品を学内で展示。そこでの大きな反響を受け、再び今回の展示が企画された。会場では、用途とその背景を明確にし、それに見合ったデザインのうつわを鑑賞できる。

■期間：
2016年6月17日（金）～6月20日（日）

■開催場所：
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ（東京ミッドタウン・デザインハブ内）
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー 5F

■問い合わせ先：
武蔵野美術大学
url. http://d-lounge.jp/