日本のデザインの“現在”が分かる必見の展覧会「日本のグラフィックデザイン2016」

日本のデザインの“現在”が分かる必見の展覧会「日本のグラフィックデザイン2016」


デザイン:山下ともこ

2016年6月17日(金)から8月8日(月)まで、東京ミッドタウン・デザインハブにて、第59回企画展「日本のグラフィックデザイン2016」が開催される。約3000名の会員を擁するデザイン団体・日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が1981年より発行を続けている年鑑「Graphic Design in Japan」について、2016年版の発行を記念した展覧会。年鑑に掲載されている作品の中から、約300点が実物とモニタで展示される。会期中無休、入場無料で、時間は11:00~19:00。

2016年6月24日(金)の発売が予定されている「Graphic Design in Japan 2016」(株式会社六耀社)には、厳正な選考を通過した約600作品(1500図版)が掲載されている。世界でも評価が高い日本のグラフィックデザインの“現在”を伝えつつ、データベース性も持たせてあり、実用性が高いデザイン年鑑だ。編集長は服部一成氏で、ブックデザインは山下ともこ氏。この年鑑の選考会において、「JAGDA新人賞2016」には上西祐理氏 / 川上恵莉子氏 / 村上雅士氏、「第18回亀倉雄策賞」には三木健氏が選出されている。

本展でも年鑑と同様に、身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、Webサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、幅広いジャンルでの優れたデザインを鑑賞することが可能。もちろん上記の「JAGDA新人賞2016」と「第18回亀倉雄策賞」の受賞作品も展示される。特にデザインの仕事を手掛ける者やアートディレクター / デザイナーを目指す学生などにとっては、必ず押さえておきたい展覧会だ。


昨年の会場風景

■期間:
2016年6月17日(金)~8月8日(月)

■開催場所:
東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F

■問い合わせ先:
東京ミッドタウン・デザインハブ
tel. 03-6743-3776
url. http://designhub.jp/
url. http://www.jagda.or.jp/
2016-06-17
2016-08-08
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