プラネックス、世界中どこでも制限に関係なくGmailなどのサービスを使える「どこでも日本 VPN」

プラネックス、世界中どこでも制限に関係なくGmailなどのサービスを使える「どこでも日本 VPN」


「どこでも日本 VPN(MHC-VM1)」

プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、「どこでも日本 VPN(MHC-VM1)」を2016年6月24日(金)に発売する。自宅やオフィスのルータとして用いることにより、インターネット環境ならば世界中どこでもスマートフォンやタブレットでVPN接続を実現できて、日本国内と同じWebサービスの利用が可能となる製品。国や地域ごとの情報管理政策の違いで制限がかけられている場所であっても、あたかも日本国内にいるかのようにGmail、Twitter、Facebookなどを利用できる利点がある。提供価格は1年間のサービス料金込みで2万9800円(税抜)。2年目からは接続サービス料金として年額1万円(税抜)が必要とされる。

通常、VPN接続を行うためには、複雑で面倒な設定や事前準備が必要だ。同社では、ペア出荷の親機と子機がインターネットを介して独自の1対1暗号化通信で自動接続される「どこでも日本 ホットラインサービス(MHC01)」を既に開発 / 発売済み。特別な設定を必要とせずに、世界中どこからでも日本のWebサービスを利用できる環境が提供された。ただし、この製品は、対向する親機 / 子機の2台セットで機能するものであり、屋外などでの使用が難しい側面もある。

一方で、今回発売される「どこでも日本 VPN(MHC-VM1)」は、一般的なVPN接続(PPTP)方式を採用したモデル。海外に持ち出したスマートフォンやタブレットでVPN設定は必要とされるが、屋外などインターネット環境ならば世界中どこでも端末のみで、日本国内と同じWebサービスを利用できる。「どこでも日本 ホットラインサービス(MHC01)」の実行速度が5.0Mbps以下であるのに対し、今回のモデルは46.0Mbpsであり、大きなファイルのやり取りにも適している。なお、「どこでも日本 VPN(MHC-VM1)」でも、難しい本体のVPN設定や契約は、あらかじめ済ませた状態での出荷。本体には、WAN側×1 / LAN側×4の10/100BASE-TX対応ポートを備えている。本体サイズは約167(幅)×28(高さ)×110(奥行)mmで、重量は約200g。

プラネックスコミュニケーションズ株式会社
価格:2万9800円(税抜)
※上記の価格には1年間のサービス料金が含まれる / 2年目以降は接続サービス料金として年額1万円(税抜)が必要
URL:http://www.planex.co.jp/
2016/06/20

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