キヤノンのグラフィックアート市場向け大判プリンタ「imagePROGRAF PRO」に新たな4機種が登場

キヤノンのグラフィックアート市場向け大判プリンタ「imagePROGRAF PRO」に新たな4機種が登場


「imagePROGRAF PRO-4000」
※オプションのロールユニット「RU-41」装着時

キヤノン株式会社は、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」の新製品として、計4機種を2016年6月下旬に発売する。12色モデルとしてB0ノビ対応の「PRO-4000」とA1ノビ対応の「PRO-2000」、8色モデルとして60インチ対応の「PRO-6000S」とB0ノビ対応の「PRO-4000S」をラインナップ。出力解像度は最高2400×1200dpiとなっている。インターフェイスは10/100/1000BASE-TおよびHi-Speed USBで、IEEE 802.11n/g/b準拠の無線LANにも対応。

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今回発表された新製品では、いずれのモデルでもインクジェット技術のコア技術が刷新された。顔料インク「LUCIA EX」を改良し、色材を新たにした「LUCIA PRO」を採用。色材をカプセル化することで用紙上に高密度に配置され、優れた発色性あg実現されている。また、印字表面の平滑性も増し、散乱光が抑制されたことで、光沢性の向上や色鮮やかで透明感のあるプリントも実現された。12色機の2モデルには、透明インクの「クロマオプティマイザー」も採用されている。

そのほかにも、新開発のプリントヘッドや高剛性フレーム、新たな画像処理エンジンの「L-COA PRO」などを採用。カラー濃淡センサーを用いた「カラーキャリブレーション機能」を搭載しており、グラフィックアート市場のニーズに応える製品となっている。「カラーキャリブレーション機能」では、プリントヘッドの個体差や経年変化での出力色のばらつきを補正し、安定した色再現を実現。アルゴリズムを改良したことで、測色機を使用せず、キヤノン純正紙 / 出力確認紙以外の用紙に対するキャリブレーションにも新対応した。希望小売価格は、「PRO-4000」が72万8000円(税抜)、「PRO-2000」が37万8000円(税抜)、「PRO-6000S」が159万8000円(税抜)、「PRO-4000S」が62万8000円(税抜)。


「imagePROGRAF PRO-6000S」

キヤノン株式会社 / キヤノンマーケティングジャパン株式会社
問い合わせ:050-555-90063
URL:http://canon.jp/imageprograf
2016/06/21

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