消費者庁、Windows 10への無償アップグレードについて注意を呼びかけ

消費者庁、Windows 10への無償アップグレードについて注意を呼びかけ


発表資料

消費者庁は、マイクロソフトが、Windows 7/8.1のユーザーに対してWindows 10への無償アップグレードを推奨しており、実施予定日時をあらかじめポップアップで通知した上で、ユーザーが日時の変更やキャンセルを行わない限り、その日時になると自動的にアップグレードを開始する方法をとっていることについて、注意を呼びかける文書を発表した。

同庁は、この文書の中で、Windows 7/8.1のユーザーが、Windows 10へのアップグレードを行うかどうかにかかわらず、確認しておくべき事項について解説している。

アップグレードを行う前に行う確認・留意事項については、「今利用しているOSとの違い(機能やサポート期間など)を確認する」「現在使用中のソフトウェアや周辺機器がWindows 10に対応しているかを確認する」「アップグレードの手順を確認する」「アップグレードを行わない場合は予約をキャンセルする」の4点を挙げている。

また、アップグレードを行うときの確認・留意事項については、「アップグレードの日時を必要に応じて適切に設定する」「アップグレードの途中でソフトウェアライセンス条項に対してユーザーの承諾を求められた場合は、内容を確認した上で判断する」「アップグレードを中断したい場合であっても、アップグレードの途中で電源を切ったり、強制終了したりしないようにする」の3点を挙げている。

さらに、アップグレードを行ったあとの留意事項については、「元のOSに戻したい場合は1カ月以内に対応する」「問題や不明な点がある場合はサポート窓口に相談する」という2点を挙げている。

発表資料
URL:http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/160622adjustments_1.pdf
2016/06/23

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