株式会社ドゥモアは、米JIBO社製の家庭用AIロボット「JIBO」市販版の予約受付を開始した。英語版の出荷は7～12月を予定している。日本語版の出荷は未定。

同製品は、2014年にクラウドファンディング「Indiegogo」にて、10万ドルの目標を超える370万ドルを集めたAIロボット。人工知能を搭載し、高度に学習を重ねるように設計されており、人間との交流を目的としている。

デザインは米ピクサーのアニメ映画「Wall-E（ウォーリー）」に登場する「Eve（イヴ）」をモチーフとしており、円筒形の筐体に半球を取り付けたような外観で。手足はなく、据え置き型のシンプルなデザインとなっている。動きや振る舞い、自己表現などはアニメから多くのヒントを得ているという。

2台のカメラがそれぞれ人の顔を認識して、頭と胴体の部分が回転しながら追従する。マイクは全方位から会話を聞き取り、家族ごとに学習しながら会話を行う。メールの受信を知らせたり、メールを送信したり、記念撮影をしたり、スケジュールをリマインドしたり、電気のスイッチをオン・オフしたり、絵本を読み上げたりと、さまざまな動作を行える。

サイズは直径約15cm、高さ約28cm。重量は2.72kg。カラーはホワイトとブラックの2色。

株式会社ドゥモア
価格：138000円（税・送料込）、7月11日までに早期予約すると早割で98000円（税・送料込）
URL:http://domore.shop-pro.jp/?pid=103732040
2016/06/24