富士フイルム、スマホでの撮影画像をカードサイズのチェキフィルムに出力できるプリンタの新モデルを発売

富士フイルム、スマホでの撮影画像をカードサイズのチェキフィルムに出力できるプリンタの新モデルを発売


“スマホ de チェキ”「instax SHARE SP-2」

富士フイルム株式会社は、スマートフォン用プリンタ「instax SHARE SP-2」を、2016年7月15(金)に発売する。スマートフォンで撮影した画像を、カードサイズのチェキフィルムに出力できる“スマホ de チェキ”と名付けられた製品。2014年2月に発売された従来モデルから解像度とコントラストが高められており、出力時間の短縮なども実現されている。本体カラーバリエーションはシルバーとゴールドの2色で、価格はオープン。使用フィルムは、別売の「富士フイルム インスタントカラーフィルム instax mini」に対応している。

本製品は、Android / iOSに対応する専用アプリを用いてスマートフォンから送信された画像を、その場で即座にチェキフィルムに出力できるプリンタだ。今回のモデルでは、有機ELによる3色露光方式を採用しており、出力解像度は320dpi(プリント画素数800×600ドット)。JPEGおよびPNG形式の画像をプリントでき、フィルム全体のサイズは86×54mmで、画面サイズは62×46mmとなる。従来モデルでは露光が完了してからチェキフィルムの送り出しを行っていたが、本モデルでは露光と送り出しの同時処理により、画像データの受信完了後、書き込みからフィルム送り出し完了まで約10秒で行うことが可能となった。

専用アプリには、画像の明るさ / コントラスト / 彩度をスライダー操作で調整できるカスタムフィルターを用意。豊富なテンプレートも追加されており、分割写真テンプレート / 組み写真テンプレート / SNSテンプレート / リアルタイムテンプレートを利用できる。電源はmicro USB端子接続で充電できる内蔵バッテリー。1回の充電で約100枚をプリントできる(同社テスト値)。スマートフォンと本体は、IEEE 802.11n/g/b準拠の無線LANで接続。突起部を除く本体サイズは89.5(幅)×131.8(高さ)×40(奥行)mmで、バッテリーとフィルムを除く重量は250gとなっている。


「instax SHARE SP-2」の筐体。モダンなデザインが採用されており、本体カラーバリエーションは2色


専用アプリには豊富なテンプレートも用意。左から「分割写真テンプレート」「スクエアテンプレート」「SNSテンプレート」

富士フイルム株式会社
問い合わせ:050-3786-1711
価格:オープン
URL:http://instax.jp/share/
2016/06/28

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