自然界の生き物をモチーフにしたアートを紹介する高島屋史料館の展覧会「静かなる動物園」

自然界の生き物をモチーフにしたアートを紹介する高島屋史料館の展覧会「静かなる動物園」


浅井忠「虎の図」(明治時代)通期展示

2016年7月1日(金)から、大阪市浪速区にある高島屋東別館 3Fの高島屋史料館にて「静かなる動物園 〜アートに棲む生きものたち〜」が開催されている。前期日程は8月30日(火)までで、9月1日(木)から10月29日(土)までが後期日程。同史料館が所蔵する絵画や工芸品、染織品下絵などの中から、生き物をモチーフにした作品が展示されている。入場無料、休館日は水曜および日曜で、開館時間は10:00〜18:00(前後期ともに最終日は17:00閉館)。

自然界におけるさまざまな生き物たちは、古今東西の芸術家を魅了し、作品のモチーフとされてきた。作品の中の生き物は鳴いたり動いたりすることはないが、芸術家によって新たな“生命”を吹き込まれ、生き生きとした表情で躍動する。本展では、犬 / 馬 / 鳥 / 魚など、さまざまな生き物をモチーフとした作品を鑑賞することが可能だ。空の生き物をモチーフとしている作品を集めた「天をかける」、今にも走り出しそうな陸の生き物がモチーフの「地をゆく」、水辺の生き物をモチーフとした作品の「汀にあそぶ」と、幅広い生き物が網羅されている。前後期を合わせた作品の展示数は約70点。さらに、1950年に高島屋日本橋店の屋上にいた象の「高子ちゃん」についても、写真パネルで当時の様子が紹介されている。

■期間
前期:2016年7月1日(金)〜8月30日(火)
後期:2016年9月1日(木)〜10月29日(土)

■開催場所:
高島屋史料館
大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館 南側入口3F

■問い合わせ先:
高島屋史料館
tel. 06-6632-9102
url. https://www.takashimaya.co.jp/archives
2016-07-01
2016-10-29
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