ベスト錯覚コンテスト第2位の変身立体「四角と丸」が何度見てもすごい

ベスト錯覚コンテスト第2位の変身立体「四角と丸」が何度見てもすごい


「四角と丸」

2016年のIllusion Of The Year(ベスト錯覚コンテスト)の2位に輝いた「四角と丸」を紹介する動画「Ambiguous Cylinder Illusion: Rectangles and Circles」が公開され話題になっている。

今回、第12回ベスト錯覚コンテストで受賞したのは、明治大学の杉原厚吉 特任教授。これまでにも2度ベスト錯覚コンテストで優勝を飾った、錯覚・だまし絵研究の第一人者だ。

作品は、氏の研究する「不可能立体」の第3世代である「変身立体」をいかした「四角と丸」。二つの方向から見ると異なった姿に見える「立体錯視」を利用して、手前においた筒と鏡に映った筒が違う形状に見えるという不思議な作品だ。



動画に対しては、「フォトショップじゃないの?」「ブードゥーの魔術では?」などと、自分の錯覚を信じられない人のコメントであふれかえっていた。

http://home.mims.meiji.ac.jp/~sugihara/hobby/MLSunfoldedsurfaces.pdf

こちらは2010年に同コンテストで優勝した「不可能モーション立体」の作品「なんでも吸引4方向すべり台」を紹介する動画「Impossible motion: magnet-like slopes」。なお、本作の組み立てキット(PDF)組立方が公開されているので、夏休みの工作を思い出しながら作るの楽しそうだ。

氏のホームページでは、他の作品についてやその作り方、「変身立体の秘密」についてまとめられた電子書籍などの紹介がされているので、興味を持った方はご一覧を。

杉原厚吉氏のホームページ
URL: http://home.mims.meiji.ac.jp/~sugihara/Welcomej.html
2016/07/04

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