株式会社ディー・エヌ・エーは7日、仏EasyMile S.A.と業務提携し、無人運転バスを私有地で運用する交通システム「Robot Shuttle（ロボットシャトル）」を2016年8月から開始すると発表した。

本プロジェクトで使われるのはEasyMile社の12人乗り無人運転電気自動車バス｢EZ10｣。日本の法制度では私有地のみ走行が可能なため、各種公共施設・商業施設・テーマパーク・工場などの内部での運用が想定され、2016年8月からの第1弾としては、イオンモール幕張新都心に隣接する豊砂公園の敷地内で「Robot Shuttle」サービスとして実施される。

｢EZ10｣は予め作成した地図データ上のルートを走り、人や物などの障害物などは搭載された各種センサーで感知して減速や停車して回避できる。

無人バスについては、先日IBMの人工知能搭載無人ミニバスがワシントンでテスト走行することが発表されたばかり。今後、技術の進歩によって、世界中の街で無人バスが走る未来がくるかもしれない。

発表資料
URL:http://dena.com/jp/press/2016/07/07/1/
2016/07/08