富士山登山でのスマホはauが最強でソフトバンクが最弱、5合目〜山頂までで調査

富士山登山でのスマホはauが最強でソフトバンクが最弱、5合目〜山頂までで調査


受信速度マップ

リーディア株式会社は26日、富士登山道(吉田ルート)における「エリア・通信速度実測調査」の結果を公開した。調査日は富士山の山開きの翌日7月2日で、5合目〜山頂までの7時間30分間でデータを取っている。

より快適に利用しやすい通信会社の調査を目的とした今回の調査。ドコモ・au・ソフトバンクの主要携帯キャリア全3社が扱っている「Galaxy S6 edge」を使い、リーディア株式会社が開発した「通信計測アプリ」、またPCTEL社の「スキャナー IBflex」を利用して、通信エリアやダウンロード速度の実態を調査している。

測定の結果、auは圏外になった時間がわずか9秒で、平均受信速度は2位のドコモより10Mbps速く、ルート上の90%近くで20Mbpsを記録し、頂上でも快適な通信を実現するなど、3キャリアで最も使いやすい状態であることが分かった。

ドコモは8合目以降で受信が劣化するものの、それ以外ではauと同等かそれ以上だった。

一方、ソフトバンクは圏外時間が約5分であり、平均受信速度は8.4Mbpsしかなく、エリア構築に問題のあることがわかった。

発表資料
URL:http://leadea.jp/report/report_014
2016/07/26

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