貼るだけで多言語対応になる看板用バーコード「XPANDコード」が提供開始

貼るだけで多言語対応になる看板用バーコード「XPANDコード」が提供開始


XPANDコード

銀座交通デザイン社合資会社は、貼るだけで多言語対応できるサイン専用バーコード「XPANDコード」を、ベータ版として提供開始した。

同サービスは、サインに貼られたXPANDコードをスマートフォンで読み取ることで、最大100か国語以上の母国語でサインの内容を表示するサービス。列車の停車駅や地域の紹介動画、クーポンの表示などの情報を提供できる。

導入は、サインにXPANDコードを貼り、スマートフォンで表示させるコンテンツを入稿するだけで完了する。XPANDコードはIllustratorデータとして原稿に貼り込むことが可能で、XPANDコードだけを出力してサインに後付けすることもできる。

サインの中に配置しやすい横長デザインを採用しており、配色や縦横サイズの調整も行える。また、施設などで広く使われることを目指し、オープンな規格・技術をベースにしており、JANコードと互換性のあるバーコード形式を用いている。Webアプリ方式を採用しており、多言語表示だけでなく、列車の停車駅やバスの接近表示案内などさまざまな機能を提供できる。

表示コンテンツやリーダーは、各事業者が独自サーバーで提供することも可能で、デザインやドメインなどを自由に決定できる。XPANDコードを組み込んだ商品として、店舗・施設用のサイン商品「XPANDサイン」シリーズも販売中で、5言語(日本語・英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語)表示のほか、スマートフォンでは自動翻訳を含めて100以上の言語をカバーする。

XPANDコード
URL:https://xpand.codes/
2016/08/16

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