公式の「ジブリ総選挙」中間発表 ラピュタ・ナウシカ・千と千尋などがランクイン

公式の「ジブリ総選挙」中間発表 ラピュタ・ナウシカ・千と千尋などがランクイン


ジブリ総選挙

スタジオジブリは、最新作『レッドタートル ある島の物語』(9月17日公開)の公開記念イベントとして開催している「スタジオジブリ総選挙」の中間発表を行った。


日仏合作の『レッドタートル ある島の物語』
(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督、オランダ)

今回の総選挙では、1984年公開の『風の谷のナウシカ』から、2014年公開の『思い出のマーニー』までの21作品が投票の対象。8月13日~20日までの投票を集計した中間発表では上位5作品が公開年順に並べられ、どの作品が何位なのかは明らかにされていない。

上位は、『風の谷のナウシカ』、『天空の城ラピュタ』(1986)、『魔女の宅急便』(1989)、『もののけ姫』(1997)、『千と千尋の神隠し』(2001)の5作品で、ジブリ初期から中期までの作品が占めた(ナウシカはジブリの母体となったトップクラフト制作)。また、全作品が宮崎駿氏が監督・脚本を務めたものとなった。

テレビで最多16回の放送を誇る『風の谷のナウシカ』やそれに次ぐ15回放送の『天空の城ラピュタ』は順当にランクイン。また、米映画サイト「The Playlist」の特集で「21世紀アニメ映画ベスト50」の1位に選ばれた『千と千尋の神隠し』も入った。『もののけ姫』も興行収入ではジブリ映画第3位の193億円を誇り納得の順位。『魔女の宅急便』はジブリの知名度がそれほど知れ渡っていない時期の作品ながら上位に入っているのは、純粋に作品の良さで選ばれたと思われる。

上位5作品に漏れた主な作品としては、興行収入196億円でジブリ第2位の『ハウルの動く城』、テレビ放映14回と人気の高い『となりのトトロ』などがあげられる。

投票期間は8月28日23時59分まで。1位になった作品は全国5大都市の5劇場で9月10日~16日までの日程で劇場上映される。

特設サイト
URL: http://red-turtle.jp/vote/
2016/08/22

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