ナイアンティックは23日、「Pokémon GO」のバージョンを最新版（Android・version 0.35.0/iOS1.5.0）にアップデートしたと発表した。順次全世界のアプリに適用される。

今回のアップデートでは、「ポケモンの強さを評価してくれる機能」を実装。捕まえたポケモンの強さは、自分が所属している赤チームのキャンデラ・青チームのブランシェ・黄チームのスパークの各チームリーダーが評価してくれる。本原稿執筆時はまだ日本版にアプデは下りてきていないが、本機能はポケモンごとに設定された“個体値”の目安がわかるものと見られる。

海外版のポケモン評価機能とみられるスクリーンショットを見てみると、個体値の具体的な数字では無く、ameze「驚きの」、really strong「マジ強い」などとチームリーダーの言葉でそのポケモンの強さについて掴めるようになっていた。

先日の不正アカウント削除騒動では、Googleアカウントにログインしてポケモンの個体値を探るサードパーティ製アプリを使っていたユーザーがアカウント停止の憂き目にあっただけに、公式機能で能力がわかるのは嬉しい限り。

発表ではほかにも、「不正行為(bot)対策」を行うとし、最後には「その他新しい機能の開発に日々取り組んでいます！お楽しみにお待ち下さい」と締めくくっている。

一部報道では、「地方ではポケモンが出現しにくい」「そもそもポケストップやジムが少なすぎる」などと言われている地方格差を埋めていく方針が明らかになっており、全世界のどんな場所に住んでいても楽しめるポケモンGOへと進化していくと思われる。

発表資料
URL:http://pokemongo.nianticlabs.com/ja/post/ver-update-082216/
2016/08/23