ローランドDGがTrueVISブランドから54インチ幅対応のプリント＆カット機「SG-540」などを発売
ローランドDGがTrueVISブランドから54インチ幅対応のプリント＆カット機「SG-540」などを発売
ローランド ディー.ジー.株式会社は、「TrueVIS」ブランドの新製品として、ピエゾインクジェット方式の大判プリンタ「SG-540 / 300」を発売した。インクジェットプリンタの機能とカッティングマシンの機能を1台に統合したプリント＆カット機で、「SG-540」は最大1346mm幅、「SG-300」は最大736mm幅の出力 / カッティングに対応。最新型のプリントヘッド「Roland DG FlexFire」と、同ヘッドに最適化された低溶剤インク「TrueVIS INK」を採用しており、“人の目を惹きつける色”の再現にこだわっている。
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両製品は「TrueVIS」ブランドにおけるプリント＆カット機のエントリーモデルながら、上位モデルの「TrueVIS VG」シリーズに採用されている「Roland DG FlexFire」を2基搭載した。出力モードによって3サイズのインク粒を打ち分け、最適な画質を実現。新たな低溶剤インク「TrueVIS INK」は、500ccの大容量パウチ式カートリッジを採用しており、ランニングコストを低減できる。出力用ソフトは、PostScriptファイルに加え、PDF形式のファイルも直接処理できる新エンジンを搭載した「Roland VersaWorks Dual」を標準装備。透明効果を含む出力データも、忠実に再現できる。さらにアプリケーションソフト「Roland DG Mobile Panel」も搭載。Bluetooth接続したスマートフォンやタブレット上で、プリンタの操作や各種設定を行える。
出力解像度は最大900dpiで、インク色はCMYK4色。インターフェイスには100BASE/1000BASE-Tを採用している。スタンド取り付け時の本体サイズ / 重量は、「SG-540」が2685（幅）×1310（高さ）×745（奥行）mm / 178kgで、「SG-300」が2070（幅）×1310（高さ）×745（奥行）mm / 147kg。「Roland VersaWorks Dual」の推奨システムのOSには、Windows 10 / 8.1 / 7（Ultimate / Professional）が挙げられている。標準価格（運送・設置費別）は「SG-540」が170万円（税抜）で、「SG-300」が155万円（税抜）。